現在、日本国内の家電市場には、家庭で日本酒1.8g瓶を立てて冷蔵保管出来る「日本酒冷蔵庫」というカテゴリーの電気製品は存在しません。ワインを冷やす「ワインクーラー」は、世界各国で生産され、日本でも国内メーカーを含む10数社が100種類以上の製品を発売しており、日本の「ワインクーラー」市場は、年間2万台を超えると言われています。
そうした状況にある中、なぜ、日本国内に家庭用の「日本酒冷蔵庫」というカテゴリーの電気製品が存在しないのでしょうか?
それは、「需要が少ないと考える日本のメーカーに製造する意志がない」ことが主な理由です。
つまり、家庭用の「日本酒冷蔵庫」を製造しても“売れないので商売にならない”と考えているからです。
同じ醸造酒でありながら、日本国内ではワインの保管文化に比べ、日本酒の保管文化が大きく遅れていることを表わしています。
そこで、フルネットでは、国内で発売されている多数の「ワインクーラー」の中から、日本酒1.8g瓶12本を立てて保管出来る優れた性能の冷蔵庫を選び出し、2007年より「日本酒冷蔵庫」という商品名で発売してきました。
2012年末までは、冷媒として、将来的に規制対象となる可能性がある代替フロン(R−134a)を使用したものを発売してきましたが、その後、冷媒をノンフロン類であるイソブタン(R600a)に変更、2013年3月からノンフロン化した新しい「日本酒冷蔵庫」の発売を開始しました同時に、ノンフロン化による冷蔵効率の向上に伴い庫内下限温度を従来の7℃から5℃に引き下げました。



冷媒として使用されるフロンによるオゾン層破壊や地球温暖化防止のため日本をはじめ世界中で様々な取組みが行われています。
冷蔵庫やエアコンに冷媒として使用されるフロンは、1930年にアメリカで開発された人口的なガスで、無色、無臭、化学的に安定、毒性がない等の利点がある化学物質ですが、地球のオゾン層を破壊したり地球温暖化を促進する物質として、世界中の様々な条約や法律によって使用には大きな制限がかけられています。フロンという呼称は、日本で付けられた俗称で、日本以外ではフレオン(freon)と呼ばれることが多い物質です。フロンには、オゾン層破壊物質とされるクロロフルオロカーボン(CFC)という特定フロンと同じくオゾン層破壊物質とされるハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)という指定フロンおよびオゾン層破壊物質ではないものの地球温暖化原因物質とされるハイドロフルオロカーボン(HFC)という代替フロンの3種類があり、その廃棄について、日本国内では「フロン回収破壊法」や「家電リサイクル法」及び「自動車リサイクル法」により厳しく規制されています。
そのうち、CFCは1995年末で生産が全廃され、HCFCも2020年迄には生産が全廃される予定で、現在は、HFCが代替フロンとして使用されていますが、HFCは、オゾン層破壊係数が0にもかかわらず地球温暖化係数が1300もあることから、将来的には全廃される運命にあります。近年、そうしたフロン類に変わるノンフロン冷媒として、イソブタン(R600a)という炭化水素系の化学物質が開発され、世界的にその使用が広まっています。ノンフロンであるイソブタン(R600a)は、オゾン層破壊係数が0で地球温暖化係数も3という極めて低い数値であることから、急速にノンフロン冷媒の主流になりつつあり、日本の環境省も消費者に対してノンフロン製品を選ぶよう求めています。冷蔵庫等のノンフロン化は、地球環境を保護すると共に地球の未来環境を悪化させない先進的な取り組みでもあります。


これからの社会において、地球のオゾン層を保護し地球の温暖化を防ぐために私たちが出来ることは、フロン類を使用しないノンフロン製品を選ぶことだと言えます。環境省では、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)に基づいて、ノンフロン製品が選べるものについては、国等の機関にノンフロン製品の調達を義務づけると共に、事業者及び消費者個人に対しても、物品購入の際には、出来る限りノンフロン製品を選択するよう努めることを求めています。
「ノンフロン化の促進」について掲載している環境省地球環境局フロン等対策推進室のホームページ


新しい「日本酒冷蔵庫」は、、近年の世界的なノンフロン化への流れに従い、使用する冷媒をノンフロンとして評価の高いイソブタン(R600a)を採用、「日本酒冷蔵庫」そのものをノンフロン化しました。イソブタンは、高い冷却効率を有し、フロン使用の冷蔵庫に比べて消費電力が少なく、省エネという観点からも性能が優れています。
フルネットが発売する新しい「日本酒冷蔵庫」は、フロン類を使用せずノンフロン冷媒のイソブタン(R600a)を使用していますので、地球環境悪化に影響を与えることなく環境性に優れています。


フルネットの「日本酒冷蔵庫」は中国製で、日本国内の貿易会社がメーカーとして輸入・発売元になっています。
「日本酒冷蔵庫」は、同社が「ワインクーラー」として製造したものを、フルネットが独自の視点で「日本酒冷蔵庫」に転用したものです。
最大の特長は、日本酒1.8g瓶12本と720_g瓶8本、又は1.8g瓶9本と720_g瓶12本を立てて保管出来る広い庫内容積と庫内設定温度を5℃から18℃までデジタル表示により温度調節出来るよう改良した点にあります。



また、ノンフロン冷媒使用により消費電力が少なくなり、電気代が安くなった点や庫内照明を白熱灯からLED電球に変えたことも特長として挙げられます。前面ドアは、従来通り紫外線をカットするUVカット二重ガラス構造になっており、冷蔵庫本体を黒一色で統一した外観は、インテリアとしてもオシャレ感があります。電気代は年間5,000円強、本体1年間、冷却器(コンプレッサー)3年間の保証が付いています。(但し、家庭用ではなく業務用として使用する場合は、本体及び冷却器とも保証は1年間になります)


フルネットが発売する「日本酒冷蔵庫」は、家電リサイクル法対象の家電製品です。(家電製品協会 家電リサイクル券センター
そのため、処分する際の「家電リサイクル料金」が税込5,146円に決められていますので安心です。(「日本酒冷蔵庫」を業務用として使用した場合も、家電リサイクル法対象となります) 現在、ネット上では、日本酒を冷やすことが出来る中国製冷蔵庫がいくつか販売されていますが、その多くは、家電リサイクル法対象外の業務用製品であると推定されます。そうした、家電リサイクル法対象外の業務用製品を処分するには、引受け先を探すのが困難であったり、多額の処分費用が必要になる場合がありますので、新しく冷蔵庫を購入する際は、家電リサイクル法対象製品か否かを見極めることが重要です。購入しようとする冷蔵庫の商品説明欄に家電リサイクル法に関する説明が明記されていないものは、家電リサイクル法対象外の業務用製品である可能性が高いと思われます。
「日本酒冷蔵庫」を廃棄する場合は「家電リサイクルについて」をご参照ください。

【間違った記述にご注意ください】ネット上に、フルネットの「日本酒冷蔵庫」は、“業務用冷蔵庫です”と記述しているサイトがありますが、フルネットの「日本酒冷蔵庫」は、前述の通り家電リサイクル法対象の家電製品ですので、そうした記述は間違いです。








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